1/10電動カーに使われるモーターのサイズは、デファクトスタンダードのマブチRS-540にちなんで、一般に「540サイズ」と呼ばれている。
モーターのターン数とは、モーターコアのコイルの巻き数のこと。
同じサイズのモーターで言えば、ターン数が少ない=コイルが太いことを意味する。太いコイルには大電流を流せる。よって大パワーになり、電池はアッちゅう間に無くなる。
アレッ、コイル巻き数が増えると電磁石は力を増すハズでは...確かに、トルク型にはなる。しかし、そのトルクは、RCレーシングカーのモーターには相応しくない性質のモノらしい。別の考えでは...電気回路なので、トルク云々関係無く、単純に消費電力がデカかった方が大パワーと言える。
RS-540SH(27ターン)と23ターン、さらに10ターン...どれほど回りっぷりに違いがある?
これは、いくら想像しても計算しても無意味だ。実際に走る車を見るのが一番。
あの非日常的な独特なサウンド...ターン数を落とすとギアもローに振る、にも関らず、車は高速化するのだから...
「排気量に相当?すると、レースで使える数は決まっている...?」と思った方は御明答。
エンジンが排気量でクラス分けされる様に、モーターのターン数も、レースカテゴリーを分ける代表的なスペックだ。その他に「ストックかモディファイドか」で分けられることもあれば、「ターン数無制限」という場合も、もちろんある(パワーと燃費のバランスを見極めなければならないタフなクラス、ということになる)。
ただしRCの場合、モーターの載み換えは楽なので(というか消耗品であり、実車エンジンの様に"心臓"とは考えない)、1台のクルマで複数カテゴリーに...実車で言えば1.6NAと2.5Lターボの両方のクラスに出場する...様なことも可能なので、クルマのグレードとは関係が薄い。
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