リバウンド

伸び側のサスストロークのこと。
(よくそう呼ばれているのだが、RCやってないとあまり聞かない。実車界?ではどうなのだろうか)。

リバウンド0ならば、シャシーを持ち上げるのと同時にタイヤが地面から離れることになる。これはバネが非常に硬いことを意味し、乗用車の場合リバウンド0はほぼあり得ない。


「巻く」

コーナー内側に「巻き込む」傾向。オーバーステアでスピン気味なこと。
「今日は巻き巻き」「これは巻きグルマだから、巻きを抑えるセットに」等と言う。

(これも...よくそう呼ばれているのだが、RCやってないとあまり聞かない。実車界?ではどうなのだろうか)。

コーナー後半がアンダーなセットで、「曲がってくる」のを減速ステアし続けて待っていると、いきなり巻き気味になる...これは最悪の「アンダー巻き」。
フロントオーバー/リアアンダーというグリップバランスから起こる場合が多く、前後バネレートを逆にすることで概ね解決出来る。

スロットルを入れた時に「巻く」のを、(主流のトリガー式プロポではスロットルを開けることを「握る」と言うことから)「握り巻き」と言ったりする。逆に、スロットルを戻した時に「巻く」のを「抜き巻き」と言ったりする。


RCのレース形態

準備中 RCのレースは、実車モータースポーツと形態が少し異なる。
(注:レース方式は実車モータースポーツもRCも全て一様ではないが、ここでは一般的なものを取り上げる)

決勝周回レースは、予選トップ10(Aメイン)、11位〜20位(Bメイン)・・・という具合に、予選の成績に応じて、概ね10台程度に分けられて出走組み合わせが決まる。
つまり、どんな番狂わせがあろうと、予選トップ10(Aメイン)以内でなければ表彰台に登るチャンスは無い。
実車モータースポーツに比べると不可抗力的な事故も多いため、メジャー大会では決勝ラウンドを複数回行う場合もある...が、メイン組み替えが行われることは無い。予選の成績は絶対なのである。
B以下のメインでも、決勝ラウンドは一応行われるのが普通だ。が、例えばシリーズポイントが総合10位にまでしか付かない場合、Aメインのそれだけが真の「決勝レース」と言えるのだ。

RCのサーキットは、コントロールスタンド(通称:お立ち台)から全景を見渡せる範囲にあり、クルマは1/10だが、サーキットはそれ以上に小さい。また、バンド(周波数)管理の都合もあり、実車F1やGT選手権の様に、一度に何十台も混走することは無い。
走行時間も短く、電動カーでは3分〜8分程度が一般的だ。
そのため、(予選はともかく)決勝レースの形態としては、実車モータースポーツよりも水泳や陸上競技...フリーレーンなので、その中でも陸上の中距離走...に似ていると言えよう。

「実車モータースポーツはキライ、かったるくて見てても寝ちゃう」人にも見応えがある...という説もある。


メジャーイベントの競技団体

JMRCA(Japan Model Radiocontrol Car Association - 日本モデルラジオコントロールカー協会)は「日本国内におけるRCカーを統括する唯一の団体」。全日本選手権は"ガチンコRC"の国内最高峰! 1/8GP(エンジン)オフローダーから1/12EP(電動)ピュアレーシングまで様々な種目があり、本戦決勝はメーカーワークスの対決の場と言え、プライベーターが食い込むのは至難の業...もはやホビーの枠を越えた世界だ。

国際競技連盟としては、ワールドカップを主催するIFMAR(International Federation Of Model Auto Racing)がある。JMRCAもIFMARのアジア地区下位組織FEMCA(Far East Model Car Association)のメンバーだ。

大手メーカー主催のレースもある。TV番組もあった「タミヤRCカーグランプリ」は有名。
こちらは、プロ競技指向とは一線を画し...「潤沢な資金でフル装備した不良オヤジを見て、初参加の子供が意欲を失ったりしないように」、クルマの改造、使用が許可されるパーツ等に、大変厳しいレギュレーションがある。条件の良くない特設コースで行われることが多く、"地の利を活かすことも禁止されてしまっている"(それを意図している訳では無いのだが)。
オリジナルマシンなどハナからお断り、ほぼ同一品でも高価なメーカー純正パーツでなければNG...そのあたりがマニアにとっては不満なことも否めない。「アマチュアも気軽に参加出来る」反面、「モータースポーツではなく販促イベント」の色合いも濃いのだ。
かといって「勝てるクルマ造り・セッティング・ドライビング」に関してレベルが低いということは無い。イコールコンディションが徹底されている分、むしろ技術力がモノを言う。もっとも、それにはやはり「潤沢な資金でフル装備」することも必要になってくる...そのあたりの矛盾は、モータースポーツである以上、避け難い。


トランスポンダー

ラップタイムと周回数を計測するための発信機。
レースの際は、出走前にそのサーキットで使用しているシステム用の発信機を装着し、走り終わったら次の出走組(ヒート)のために返却する。

フリー走行の場合は必要無いものだが、1/10RCにとってその大きさと重さは、製作・セッティングをする上で無視出来ないため、普段から同サイズのダミーを載せておくのが一般的。

また、レース当日は、イベント進行を妨げないため速やかな付け外しが求められる。
簡単に取り外し出来(場合によっては他人が行うこともある)、しかし多少のクラッシュで脱落することなく、ポンダー自体の故障を防ぐため振動を少なく、クルマの性能を低下させないよう低く、バランスの取れた位置に...レース当日になってどこに載むか、などと言っているようではダメで、その意味でも、普段からダミーを付けておく...しっかりしたホルダーを装備しておくのが望ましい。

トラポン、ポンダー、(ダミーは)ダミポン、と、人によって呼び方は様々。