最小旋回半径の考え方

(準備中)


キャスターとキャンバーの調整

基礎編でも述べた通り、キャスター・キャンバーには、ロール角・舵角に対して最適値がある。

ロール・舵角が、多ければ寝気味(例:キャスター8度前後、キャンバーネガ1度前後)、少なければ立ち気味(例:キャスター6度前後、キャンバーゼロ付近)が正常だ。

クルマをロールさせ、コーナー奥でグイッと曲げたい時は、キャスターを寝気味にする。
ロールを少なく、初期でカチッと曲げたければ、キャスターは少な目が良い。

ロール・舵角 対 キャスター・キャンバーが、最適からズレている場合、グリップが非常に高い時は、タイヤの偏摩耗がそのサインとなる。

グリップが甘い時・タイヤがラウンドショルダータイプの場合等は"サイン"が出にくいが、コーナー奥〜立ち上がりでトラクション・グリップの不足を感じたら、キャンバーを調整してみる価値アリである。
タイヤに横線1本マーキングし、均等に消えるか見るのも良い。


トー角・アッカーマン比の決め方

  1. 新品、またはそれに近いグリップの良いタイヤを履き、
  2. ピニオンを外して
  3. 舵角を付けて
テーブルの上でクルマを転がしてみると良い。
トー角・アッカーマン比が合っていれば、クルマはスムースに転がる。

合っていないと

・・・等の現象が現れる。実際に走ってみても、コーナリング中、何かグリップというか接地性が悪く感じるハズである。


ショック取付角とロール剛性

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アッパーリンクの角度

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ロールセンター

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