SONY製オープン型イヤホン MDR-E838 / E931 / E930 / E741(もちろん絶版)をショートケーブルの"ネックフォン"としてレストアしています。
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<番外編>iPhone付属版 非売品

出来心でウッカリ作ってみたもの。
分解出来る構造でなかったためエラい苦労した(笑

1.僅かな継目を見付け、無理やりカチ割る。

3極プラグ化(=リモコン撤去)したかったので、
SONYの適当なヤツ(右下)からコード奪い取ることにした。

正直、白ければ何でもよかったのだが、
廉いヤツでも、絡みにくい、手触りのよい素材のコードが使われていた。
さすがSONYさん(笑
2.SONYコードでコードセットを作り、適当なユニットを付けて動確。

ただ、元のコードは全く抜ける気配が無い。樹脂で固めてしまっているらしい...

ちなみにBluetoothヘッドセットはおなじみの
「ELECOM LBT-PAR150」。
http://open.mixi.jp/user/1726250/diary/1973204365
で書いた強化作業と同時期の作業だった。そういえば。
3.仕方ないので、ハウジングをさらにカチ割って、
 (もう継ぎ目は無いので、任意の箇所を鋸で切断)

コードを固めている樹脂の塊ごとモギ取った。
4.(ハウジングはくっつけ直しておいて、)

この"樹脂の塊"はエアダクトを兼ねていることが見てとれる。
(長・短、2系統)
これは再利用しなければならない。

ただ、型抜きで作られており分解不能なことは確定。仕方なく...
5.(歯医者さんか化石のクリーニング屋さん気分で、粉塵だらけになりながら)
リューターでグリグリ、元のコードを掘り出した。

掘り出した痕は、新しいコードを這わせる溝になる。
6.新しいコードを、ハウジングに通し、長さを合わせてから、
"塊"に堀った溝に這わせ、エポキシで固める。
7.コードを引き込んで、"塊"をハウジングに戻す。

前述の通り、このパーツはエアダクトを兼ねているため、
ダクト以外の隙間からエアが逃げない様、
スポット接着ではなく、エポキシ多めに盛って全面密着させる。
(今度こそもう2度と分解出来んw)
7.ユニットを繋ぎ、ハウジングを接着。

さすがに"手術痕"が目立つので...
8.継目を磨いて少し塗装、出来上がり。

■ベースモデルの特徴:
コードが良くなったせいか、例によってダクト周りのシールをキッチリしたせいか、
元より音質良く仕上がった気もするが、
とは言え"特筆すべき高音質"だったりはしないので、分解するのが大変なぶん、
この改造は手間に見合わない。ので、もうやらん(笑